映像クリエイターのぶっちゃけの収入は?

始発から終電まで

徹夜から徹夜まで

映像クリエイターは働きづくめであることが多い職業です。

好きでなければ続けれられない。

いや、その前にそれなりの収入がなければ続けられない!!!

ということで何かと人気の職業になりつつある映像クリエイター。

実体験踏まえて、「映像クリエイターは一体いくら稼いでいるか」を調査してみました。

映像クリエイターの平均年収

と言いましても映像クリエイターという職業はあまり認知されていないのか、統計などを調べても職業の種類にありません。「情報通信」「デザイン」などなどはあるのですが・・・映像は無いのです!

そして「映像クリエイター 年収」でいろんなサイトに情報が載っていますが、どこも同じ内容。1000万とか400万とか・・・

でも見つけました。リアルな数字を。

残念なお知らせです。

参照:求人情報・転職サイトdoda(デューダ)職種別で見る平均年収 https://doda.jp/guide/heikin/syokusyu/#anc_job_07

参照:求人情報・転職サイトdoda(デューダ)職種別で見る平均年収
https://doda.jp/guide/heikin/syokusyu/#anc_job_07

参照:求人情報・転職サイトdoda(デューダ)職種別で見る平均年収 https://doda.jp/guide/heikin/syokusyu/#anc_job_07

参照:求人情報・転職サイトdoda(デューダ)職種別で見る平均年収 https://doda.jp/guide/heikin/syokusyu/#anc_job_07

映像/イベント/芸能関連 323万円 ←これが現実です。

思った以上に低いと思うのですが。。。

実際は映像のどの業種かまではわからないですが、AD、カメラアシスタント、新人カメラマン、新人ディレクターあたりでしょうか。

ただ、特筆すべきはクリエイティブディレクター/アートディレクター 471万円

推論ですが大手広告代理店の広告系の仕事だと思います。企画して納品まで見届ける監督業ですね。

つまり、制作の業界では一番上にいる人が儲かる仕組みになっています。悪く言えば仕事を投げる人。

良く言えば仕事を作りコンテンツを生み出す人。

クリエイターはみんな作ることが大好きです。でも誰かに指示されて作るよりも自分でアイデアを出し完成することができる人が重宝されるのです。

しかも、一人でアイデアを出し、一人で作ることができれば・・・単純計算して323+471=794万円 !!

独学の良さは必要な知識を必要な時に自分のペースで得ることができることなのです。

例えば、100万の案件の場合、通常、撮影だけなら4万円くらいなのが、企画、撮影、編集までこなしてしまえは100万もらえる。ということなのです。

このブログではそんな風にマルチに活躍できるクリエイターになるべく様々な情報をお届けしていきますので。暇な時にきになる時に読んでいただければと思います。

ぶっちゃけ自分の周りのクリエイターは?

とはいうものの中々自分一人ではうまくいきません。

実際に自分の周りのクリエイターさんの推定年俸を紹介します。(あくまで飲みながら何気に聞いた推定です。)

性別 年齢 業務形態 年収/万円 仕事内容 地域
男性 38 一人法人 600 WEB系映像クリエイター。テレビの仕事もこなす結構すごい人 東京
男性 45 フリーランス 400 テレビ系フリーディレクター 東京
男性 35 フリーランス 320 ローカルテレビ系フリーディレクター 大阪
男性 50 制作会社経営 350 学校の講師など 大阪
男性 38 制作会社勤務 400 企業案件の映像制作 大阪
女性 27 フリーランス 200 映像以外にも飲食店でアルバイト 大阪

と、このような感じです。

一つ前の資料も含め、このデータからわかることは月収30万くらいまでは、映像クリエイターとして難なく稼げます。

それ以上の収入を得るには大手CMなどを手がける制作会社や代理店で監督やクリエイティブディレクターになること。

大手テレビ局の社員としてディレクター、プロデューサーになること。

技術、アイデア力を高めて賞を受賞したり大きな案件を手がけることなどなどが必要になります。

もちろんフリーランスでも専門分野で技術力が高い人はかなり稼いでいます。

大阪と東京で違う?収入格差

当たり前かもしれないですが、映像業界は東京一極集中型の業種になります。

エンターテイメントの第一筆頭株であるテレビ局(キー局)が東京に集中していること。

そして、広告を展開する大企業の本社や支社が東京に集中している。それに加えて広告代理店も同じ。

また、撮影スタジオや編集スタジオ、技術会社も東京に多くあります。

以上の観点からやはり東京は映像制作案件が多いのです。そしてギャラが大阪や地方に比べると良い。

クリエイターは自分にあった、欲しいギャラに合った案件を選ぶことさえできます。

大阪が本社の大企業でもCMなどの広告は東京で制作している場合もあるほどです。

私は大阪なので大阪主体で見ると、相場的には東京は大阪の1.5倍の制作費やギャラと言われています。物価も高いのも理由になっているかもしれません。

例えば東京なら外注カメラマン1人1日最低4万円が大阪なら最低3万円という具合です。

東京は案件数やクリエイター数も多いので確かに競争やクオリティは高いです。

正直、クリエイターになるなら東京の方が良いかもしれません。

クリエイター同士や代理店とのつながりも作りやすいので、東京で実績を残して大阪や地方で独立する手もありだと思います。

実際に交通費を無視しても、大阪のクルーが東京で撮影する案件なんかもあります。

あと、VFXや3DCGの有名制作会社も地方にあったりもするのです。技術とクオリティさえあればある意味場所は問わない職業とも言えます。

ここは実力の世界。有名になるか副業するか。我慢するか。

何度も言っていますが、映像業界は資格も無しにできる業種で入り口は広い分、腕がなければ淘汰される実力の世界です。

制作会社であれフリーランスであれ、レギュラー案件や大型案件がコンスタントにあればかなり儲かる仕組みとなっています。

しかし、ひとたび制作案件がなくなると一気に業績不振に陥ります。

そのために会社規模でも制作業務以外の事業を持っている場合が多くあります。

例えば不動産や資産運用、飲食業、そのほかにも映画やDVDの版権を持っている。専門学校の講師や最近では映像塾の開催などなど。

フリーランスでも、同じく講師業は結構多いです。映像以外にWEB制作やDTPも行なったり。

知識を生かしてアフィリエイトも多いのではないでしょうか?

「好きな作品を自分のペースでハイクオリティで作りたい。けど安定収入は欲しい」

自分も含めクリエイターとはわがままな人たちです。

ここで有名な話。前回もお話しましたが、

なぜハリウッドや海外のクリエイター達はあんなにクオリティが高くて、作品を何個も生み出すことができるのか?

それはつまり、副業や資産運用で安定収入を得てから自分の作品を作って行くからなのです。

映像クリエイターになる前にお金の増やし方を学んで、実行、資金調達してから必要な機材、編集機器を買い、映像を学んで行きます。

つまり、お金にいちいち困っていないんです。

ここで分野は違えど参考に

とある建築学の大学教授のお話。

有名建築家になるための3つの条件

  1. 賞をとる
  2. お金持ちと結婚する(パトロンを作る)

努力も必要ですが、運はどうしようもできない。お金持ちと結婚するとか難易度高し。

でもお金を作ることはできますよね。

まとめ

腕があるのになぜかいつも貧乏なクリエイターは多いと思います。

良い人が多いので断りきれなくて安くで案件を受けてしまう。

そして悪循環。

そんなことにならないように、技術をさらに高め、制作以外の収入源を作りましょう。

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コメント

  1. nochiu より:

    資産運用??